選択肢を減らすことが人間を強くする
GWが昨日で終わり、今日から出勤だ。いまだ、子供たちは来ないが、学校に行って仕事をしたり、家で仕事をしたりすることになる。今年はGWを我慢ウィークという言葉で表現しているのを良く耳にした。STAYHOMEを意識させるためのキャッチフレーズであろうが、聞いていてあまり良い気はしない。今まで自粛で我慢を重ねてきたのに、緊急事態宣言がいつまで続くか分からない社会情勢の中、本来いろいろなところに行けるはずだったGWを我慢という言葉で表現し、さらに不安を煽るようだ。GW、ガッツリ普段できないことに目を向けられるウィークなんてどうか。同じSTAYHOMEを促したとしても、捉え方が変わる。長いか。
選択肢をもつと人間は弱くなる
選択するということは人間にとって大きな負担になる
大学生のときに、週に1回保育園でボランティアをしていた。ボランティアとして来てもらうから、何か予定があったら、休んで良いからと保育園の園長さんに言われた。少し生活が忙しくなってくると、保育園に行くか迷う。時間的には行けるのだが。保育園に行ったら楽しいし、勉強になるのだが、どうにも気が進まないことが良くあった。これが必ず行かなければならないものとされていたら、こんなに迷う必要がなかったと思う。選択できるという状況が自分の気持ちを弱くしていたんだと思う。
毎日の生活の中でいかに選択する場面を減らせるか
最近、毎日することは順序、時間をきめてしまうことにした。例えば朝起きた後。
朝起きてからすることを5つ決めておいた。どんなに他のことがやりたかったとしても、まずはこの5つをしてから取り組むことにした。
朝だけでなく、よる寝る前にもルーティンを作っておくことにした。
①字を書く練習をする。
②今の気持ちをノートに書く。
③ヨガをする。(ヨガの内容に迷わないために、同じレクチャー動画を見るようにした。)
④小説を眠くなるまで読む。
*①に取り掛かる前には、携帯のアラームをセットし、その日は携帯を触らないようにする。
他にも、同じようなことするものについて、ルーティン化して選択の機会を減らしていこうと思う。
選択場面を減らして、より重要なことに向き合う
アップルのスティーブジョブスが、選択の機会を減らして、より重要なことに向き合うために、毎日同じ服を着ていたという話は有名だ。むやみやたらに選択する場面を作るのではなく、選択する場面を絞ることが、なりたい自分に向かっていくには必要だろう。