成長の軌跡

小学校教員 「なりたい自分になりたい!在りたい自分で在りたい!」そんな思いを実現していくためのブログです。

やる気の無駄遣い

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何か目的、目標に向かって活動しているとき。

このときにやる気は必要だと思いますか。

場合によっては、必ずしもやる気が必要ではないかなと思います。いつでもどこでもやる気を出し続けるのはどうなんだろう。とくに、一人で何か活動するときには、むしろやる気が邪魔になることもあるんじゃないかな。たとえば、授業に向けて教材研究するときのことを考えてみる。このとき、「よーし、子供のために頑張るぞ!フンフン」とやる気全開でやったとする。このエネルギーて無駄じゃないかなと思ったんです。むしろこういう一人で活動するときには、感情をあまり動かさずに淡々とやることがいいんじゃないかな。

 

では、やる気はいらないのか。そうはならないと思います。

やる気を出す「タイミング」が大切なのではないでしょうか。

私が考える適切なタイミングは、

・活動を始める瞬間

・自分の思いを伝えるとき

・目的や目標を決めるとき

これくらいなのではないかと思います。

 

いつでもどこでもやる気が大事!!と考えることは、2つの点で良くないと思います。

1つ目は、単純に疲れる。作業しているときに、「頑張らなきゃ、やる気を出さなきゃ、もっと集中しなきゃ」と考えてしまう。もう作業を始めたら、やる気はいらない。ここからは淡々とやればいいのかなと思います。作業中にこれらの感情をもっていると大抵うまくいかない。逆に集中できなくなる。

2つ目は、やる気を軸に考えると、せっかく活動を始めたのに、「あれ、なんだか今日は気分が乗らないな、やる気がないな。」と感じてしまう。こう感じると、やる気がないから今日はやめちゃおうということになりかねない。ここには、本来やる気は必要ない。こんなこと考えていたら、全く進まない。

 

やる気はあるに越したことはないと思います。

ただ、やる気がいつ必要なのか、「タイミング」を考える必要がある。やる気は有限。無駄遣いせず、活動中は淡々と進める。そして、本当にやる気が必要なところに一点集中で注ぐ。

 

私自身がやる気を無駄遣いしていたので、自分にも言い聞かせるつもりでここに書かせてもらいました。

最後まで読んでいただきありがとうございました^^