短所を愛する
私は、最近まで自分の短所が嫌いでした。
・注意不足
・不器用
・計画性がない
・想像力が貧しい
皆さんには、自分の嫌いな短所はありますか。
4年前、
教員になると決めたときに、
「不器用だから、できるまで時間がかかる子供の気持ちが分かる。」と思いました。
そう思ってはいても、やはりどこかで自分の短所を心から受け入れられず、
どうして自分は人が当たり前にやっていることがすぐにできないの…。
と自己嫌悪になることが多かったです。
どうして自分の短所を受け入れられるようになったかというと、
「短所も含めて自分。一番近くにいる存在である自分が私を愛してあげないでどうするの。」と思えたからだと思います。
いきなり、自分のことを愛してあげようと思えたわけではありません。
多くの訓練を経て、だんだんと愛せるようになってきたのです。
<やってきた訓練>
・自分のことを愛すると決めた。
・自分の特性について真剣に学んでみた。
・何かしなきゃと焦っていたが、自分は既にたくさんのものを持っていると気付いた。
・自分のことを認めるために必要な本や動画で、「自分は大丈夫」という考えをインストールした。
・必死に留めていた考えや人、物を手放してみた。
・1日の中でできたことを日記に書く。
・一人で「ありがとう」を言いつづける。
知識を集めて自分を愛する方法を考えるのもよかったのだけれども、
感覚的に当然自分は愛される存在とひたすら思い込むことが、
私にとっては効果がありました。
短所を認められたことで思えたこと。
→自分の短所があるから、子供たちの困り感が分かる。
本当にこれにつきます。
もう超ラッキーです!!
だから、
教材研究に、児童理解に、特別支援教育に力を入れることができます。
逆にすぐにできてしまう人の気持ちは、
私は想像しづらいのかなと思います。
でも、そういう人の立場も想像したいと思うから、コミュニケーションをよくとり、学び、想像力を働かせます。
短所も含めて自分を愛し、短所を強みに変えてみる!