ドライヤーで、おじいちゃんの髪の毛を乾かし続けて思ったこと
教員免許取得のために、社会福祉施設に行ったときのことです。
5日間の実習で1日当たり20人、計100人のおじいちゃん、おばあちゃんの髪の毛を乾かし続けました。
「濡れているところはどこだろう?」
「ドライヤーを近づけすぎたら熱くなっちゃうよな。」
「左手で優しく髪の毛を触りながら」などと考えながら、ドライヤーをかけていました。
その時に、髪の毛はこんなに丁寧に乾かす必要があるんだと思いました。丁寧に乾かすには、時間がかかるんだということが分かりました。自分のお風呂上がりを振り返ってみると、ドライヤーをかけている時間は1分もないことに気づきました。
今では、自分の髪の毛をドライヤーで時間をかけて乾かしています。
社会福祉施設で
おじいちゃん、おばあちゃんの髪の毛をドライヤーで乾かし続けたからこそ、
人の髪の毛と丁寧にかかわったからこそ、
自分の髪の毛とも丁寧に向き合えるようになりました。
ありがとう、おじいちゃんおばあちゃん!
私は実習でこのことを学びました