休み時間の遊び方
こんにちは。
今日は休み時間の遊び方について書いていきます。
休み時間には、クラスの子供たちと遊ぶのがよい。とくに若い先生はどんどん遊ぶことがよいとよく耳にすると思います。
では、どのように遊ぶか。
遊び方について教えてもらったことはありますか。休み時間の遊びも子供との関わりですから、指導者として何かしらの意図をもって遊ぶことが大切です。そのため、楽しく子供と遊ぶだけでなく、どのように遊ぶかを考えていく必要があると考えます。
休み時間の遊び方
①全力で遊ぶ
②いろんな子供と遊ぶ
③先生も遊び仲間の一人として遊ぶ
①全力で遊ぶ
相手は子供です。ドッジボールをしても、鬼ごっこをしても、大抵の遊びで勝つことができます。大人げないと思われることなど気にせず、勝ってよいと思います。自分が子供だとして、手加減されたらどうでしょうか。私は嫌です。全力の先生をドッジボールで当てようとするからこそ、楽しいと感じると思います。先生が全力で遊ぶことで、先生に勝つために成長したいという意欲が育まれます。また、全力で遊ぶことで「この先生すごい」と思ってもらえる可能性もあります。そうすると、子供たちがこの先生の話なら聞いてみようと心を開いてくれます。
②いろんな子供と遊ぶ
つい、自分の得意な遊びばかりしてしまうことはありませんか。体を動かすのが得意だったら、外遊びばかりしてしまうかもしれません。しかし、教室で絵を描くのが好きな子や、コマで遊ぶのが好きな子のことも考える必要があります。いつも同じ遊びばかりをするのではなく、いろんな子と遊ぶことで、クラスの子供たちをよく知ることにつながります。
③先生も遊び仲間の一人として遊ぶ
子供たちは基本的に先生と遊ぶのが好きです。それゆえに、遊びの初めには「今日は何鬼にする?」と聞いてくることがあるかもしれません。ここで、「手繋ぎ鬼にしよう。」や「増やし鬼がいいな。」などと言わないように気を付けています。あくまで休み時間の内は、先生も遊び仲間の一人と考える必要があると思います。そうすることで、先生の存在感が薄くなり、授業では見られない子供たちの関係性が見えてきます。
子供たちと関わるときには、指導者である先生は常に何かしらの意図をもつ。話すときも、遊ぶときも、指導者として子供たちとどのように関わっていくかの視点をもっていたいと思います。