成長の軌跡

小学校教員 「なりたい自分になりたい!在りたい自分で在りたい!」そんな思いを実現していくためのブログです。

主体性を伸ばすとは

「さぁ、やっていいよ!なんでもいいから考えを言ってごらん。」と言う。すると、子供たちは思いもよらない考えを言ってくる。

こちらは、「あ、そうきたかー。これは無理!あれも無理!」となることがある。そして、「今回はこれとこれがなし!これはいい。」とこちらが結局決めることになる。これだと、子供たちからすれば、「なんだよ。なんでもいいって言ってたのに。結局先生が決めるのか。」となる。子供の選択権を奪ってしまっているのだ。そして、子供たちは、「だったら先生が決めてよ。」と主体性がなくなってしまう。

 

主体性を高めるには、まずこちらで範囲を限定する。「この中でなら、なんでもいい」とする。そうすれば、子供の意見を否定することがない。子供たちが選択権を奪うことにならない。徐々に、範囲を広げていき、最終的には範囲さえも自分たちで考えられる子供に育てていければと思う。