成長の軌跡

小学校教員 「なりたい自分になりたい!在りたい自分で在りたい!」そんな思いを実現していくためのブログです。

夢は 見ている内が幸せなのか

 あの場所へ行きたい、あんなことをしてみたい。「~してみたい」と思う人はたくさんいるけれど、実際に「~してみたい」を本気で叶えようとしている人は少ないように思う。

 金銭的にも、時間的にも条件的には「~したい」を叶えられる状況なのに、そこに向けて行動しない。どうしてだろうか。

 

 夢を実現してしまった後に、思い描くものがなくなってしまうという恐れから行動しないのではないか。「~したい」と思い描くことで、今のつらい仕事も頑張れる。だから、「~したい」がなくなってしまった後に、今のつらい仕事や状況を何の支えもなく頑張ることに自分が耐えられる気がしなくて夢を実現しようとしてないのではないか。

 

 「~したい」と思い描いている自分が好きなのではないか。何の夢もなく生きているのはつまらない気がする。だから、夢を持っていた方が良い。それは分かっているから、夢は持っていたい。夢を思い描いている自分でいたい。夢を叶えたいというより、夢を持っていたいのではないか。

 

 「~したい」に向かって行動する気力がないのかもしれない。確かに「~したい」と思っているが、そこに向けて何か行動に移す気力はない。自分はそこまで「~したい」を求めていないと思っているのかもしれない。

 

 「~したい」と夢を持ったときに、そこに向けて実際に行動に移すことができるという人は、かなり少ないように思う。金銭、時間、年齢、家族、職業…様々な問題があるだろう。仕方ない部分もあると思う。「一度きりの人生だから自由にやろう」と言われてもなかなかそうは思えない気持ちは分かる。けれど、「人生の主役は自分」だということは忘れないでほしいと思う。

 

 夢を一つ叶えれば、また一つ夢が生まれる。何なら、夢は叶えれば叶えるほど、たくさんの夢が広がると思う。「~したい」と思うのなら、「勇気をもって」などと構えずに、簡単に考えて一歩を踏み出してみてほしいと思う。