成長の軌跡

小学校教員 「なりたい自分になりたい!在りたい自分で在りたい!」そんな思いを実現していくためのブログです。

裸の自分を曝け出せ

不器用な自分。

「不器用なところがあるから、なかなか上手くいかないんだよね。」と言いつつ、

心の中では、そんな自分を愛おしく思っていたりする。

長年付き合ってきた自分の性格。楽しい時も辛い時も、いつだって共に歩んできた。

だからこそ、不器用な自分を克服しようとはあえて思わない。

上手くいかない自分だからこそ、人の悲しさや痛みが分かる。

上手くいかない自分だからこそ、言葉に気を遣うことができる。

 

弱い部分を抱えながら生きていくってことは、人として弱いということではなく、むしろ、強いという事ななおかもしれない。

弱さは、強さ。この感じに辿り着くまで長く時間がかかった。

 

もちろん、不器用な自分に苛立つことはこれからもある。

だからといって、そんな自分を嫌いになるわけではない。

むしろ、そんなことを思い、乗り越えるたびに自分への親しみの気持ちが増していく。

自分に親しむなんて変な感じがするが、こう思うのだ。

自分は自分であって自分ではない。

少し上の方から、自分のことを俯瞰してみている感じだ。

 

「やりたいことをやるために、好きなものを好きだと言うために、僕らは生まれてきたんだ。」坂爪圭吾著からの引用

生きるのが下手とか、不器用だとか、悪く言われるけど「不器用に生きることで、純粋な部分を守り続けている」のだと思う。

純粋であることは、器用に生きることより、ずっと素晴らしいことだ。

だから、生きづらさを悩むことがあっても、大事なものを明け渡さないで、そのままで生きていてください。私はそう思う。

 

不器用な自分を格好つけずに曝け出し、包み隠さずに好きなものを好きだと伝えていきたい。

それぞれの好きを伝え合える関係こそ、深い関係なんだ。

 

格好つけて、本当の自分を隠して、好かれるくらいなら、

不器用な自分を曝け出し、嫌われてしまえ!!