自分の人生の舵を握る
良く晴れた日の午後三時。久しぶりに土手を歩く。最近の自分は、頭の中がぼーっとしていた。霧がかった海の中を船で漂っているような感覚。毎日生きるのに精いっぱいで自分の人生を生きている感じがしなかった。
そんな中だから、年末に時間ができて何カ月ぶりかに会う友達の前でも、当たり障りのない言葉を並べるだけになってしまった気がする。
けれど、今は違う。やっと自分の人生の舵を握ろうと思えてきた。10月24日までは、仕事も順調で、プライベートでも遊ぶ時間が多かったように思う。それがどうして余裕がなくなってしまったのか。自分の悪い癖で「広く浅く」色々なことをやろうとし過ぎてしまったのだと思う。
結局、自分の実力以上のこと力を出そうとすると空回りしてしまう。学生時代の部活の試合でもそうだった。今の自分を受け入れて、恥ずかしがらずに生きていく。