日本人として、祝日を大切にすることができているか
はじめに
今日は、4月29日昭和の日。買い物に行く途中、都バスや一軒家の前に、国旗が掲げてあるのを見た。国旗をぼーっと見ていると、「祝日って、日本人がお祝いする日だよな。でも、自分は日本人としてお祝いしようと思ったことがない。学校や仕事が休みだー!ラッキー、どこに遊びに行こうかなーと思うくらいだったな。こういう祝日について知っておいた方が良いよな。日本人は愛国心がないと言われる。祝日に興味をもっていないことも、日本人の愛国心があまりないことにつながるんじゃないかな。家に帰って調べてみよう。」という考えが頭に浮かんだ。
法律に定められている祝日
昭和23年法律 第178号第一条に祝日について、こう記されている。
自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。
この法律を見て驚いた。祝日とは「国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日」なのだ。こぞっての意味を辞書で調べると、「全員で。一人残らず。みんな。」と載っている。全然、こぞって祝えてないんじゃないの!?私も、ほとんど祝い、感謝し、記念していないや。いいのかこれで。
祝日一覧
おわりに
祝日の数は、全部で16。すべて思っていた通りの意味だったでしょうか。私は、恥ずかしいことに、自分の思っていた意味と違うところがいくつかありました。たとえば、昭和の日。復興を遂げた我が国を顧み、国の将来に思いをいたす。日本の将来に心を向けることはできていたでしょうか。私はできていませんでした。
今回調べてみて、祝日の意味を知り、祝ったり、感謝したり、記念したりすることは日本人として大切なことなのではないかなと思った。今、コロナウィルスで自粛要請が出されている。そんな中、神奈川県の湘南の海に遊びに行く人や、営業を続けるパチンコ屋、そこに行く人などが問題になっている。国は、自粛を要請しているが、自粛によって損失が出た金銭の補填になかなか取り組むことができていない。これらの問題は、制度の問題でもあるが、一人一人が日本人であるという自覚の希薄さ、愛国心のなさも要因の一つになっているのではないかな。
祝日は、その国がどんなことを大切にしているのかを表している。その意味を知り、一人一人が祝い、感謝し、記念することで、日本はもっと豊かになるんじゃないかと思う。
まずは自分が意味を知り、祝日を大切にする。そして、学級でもクイズ形式で祝日の問題を出したり、折に触れて話したりしていきたいなと思う。
最後まで読んでいただきありがとうございました^^