リフレ―ミングを使って 挑戦への一歩を踏む出してみよう!
はじめに
何か新しいことをやるときに、ちょっとでも苦手なことがあったらやめてしまうことってありませんか。たとえば、「話すことが苦手だな」と思っていたら、ちょっとでも話す要素があることは全部やめてしまうとういうこと。この状態は、短所に目を向けてしまっている状態と言えます。短所にフォーカスしていると、身動きがなかなかとることができません。
何か新しいことをやろうとするときに、自分の苦手なことが一切含まれていないということは、なかなかないと思います。だからこそ、短所に目を向けて、挑戦を躊躇うのではなく、短所を長所としてとらえ直して、挑戦に向かって一歩を踏み出していくことが大切です。
そのために、自分の短所を長所として捉え直す、
リフレ―ミングの方法が有効です!
リフレ―ミングについて
方法
まず、自分が短所だと思っていることを書きだします。次に、その短所の隣に、短所を長所に言い換えたことを書いていきます。自分で考えてみても良いし、「リフレ―ミング」と検索してみると、情報がたくさん出てくるので調べてみても良いと思います。
これをやっていくと、「これはどう捉えても短所でしかないだろう」と思えることにぶつかるかもしれません。しかし、それは多くの場合が思い込みであることがほとんどです。世間によって作りあげられた、偏見に過ぎないのです。たとえば「頭の回転が遅い」は、「勉強につまずく人の気持ちが分かる。話す人が、もう一度分かりやすく伝えてみようと深く考えるきっかけを与えられる。」と捉え直すことができます。
今一度、固定観念を取っ払って考えてみてください。
リフレ―ミングで、短所を長所に捉え直したとしても、「やっぱり、そうは思えないよ。ダメなところはダメ」と思ってしまうかもしれません。それでも良いです。短所をリフレ―ミングしたら、今度は捉え直した長所同士を比べることができます。たとえば、「勉強につまずく人の気持ちが分かる。話す人が、もう一度分かりやすく伝えてみようと深く考えるきっかけを与えられる。」というメリットと、「頭の回転が速い」というメリットを比べることができます。どちらの方が良いかという絶対的な答えはないが、それぞれのメリットで比較することができます。そうすると、短所だけにフォーカスしていたときよりも、どちらのメリットも良いけど、どちらが良いかなと前向きに考えることができると思います。
これをやるだけで、
挑戦へのハードルがめちゃくちゃ下がります。
リフレ―ミング表
・うるさい → 元気
・いいかげん → おおらか
・気が小さい → 優しい
・頑固 → 意思が強い
・消極的 → 控えめ
・泣き虫 → 感受性豊か
・強引 → 意欲的
・冷たい → 冷静
・反抗的 → 自立心がある
・しつこい → 粘り強い
・注意散漫 → 好奇心旺盛
・欲張り → 意欲的
・気が強い → 情熱的
・図々しい → 堂々とした
・でしゃばり → 世話好き
・だらしない → こだわらない
ほかにもたくさんあります!!
感情はいったん置いておく
今現在、自分が持っている短所に対して良い悪いと感情的に判断してしまうと、気持ちが落ち込んでしまうかもしれません。良い悪いといった感情は一度切り離して、事実として見てみる。短所を事実として見ることができたら、「リフレ―ミングして、短所を長所に捉え直してみよう」と思いやすいかもしれません!
周りの人に対しても、リフレ―ミング
リフレ―ミングは、自分に対してだけでなく、周りの人に対してもすることができます。「でしゃばり」だな~と感じた人に対しては、「世話好き」な人なんだなと捉え直してみる。そう思うと、こちらも楽になりますし、相手の見方も好意的になって、関係性が良くなるかもしれません。
周りの人が何か新しいことに挑戦しようとしているときには、どのようにすると良いでしょうか。その人の短所に目を向けて、「あなたは、「継続力がない」からどうせ続かないわ」と言ってしまえば、相手の挑戦心をくじいてしまうことになりかねません。
そうではなく、「継続力がない」→「色んなことに好奇心旺盛」とリフレ―ミングし、「あなたは、「好奇心旺盛」でいろいろなことに興味が出て良いね!やってみると良いかもね!」と伝える。リフレ―ミングして相手の長所を見てあげると、相手の挑戦を後押ししてあげられる存在になれるかもしれません。
おわりに
何か新しいことを始めるときに、「自分は〇〇が苦手だから…」と短所に目を向けてしまうことは少なくないと思います。私もそうです。自分の苦手なところを気にして「相手にどう思われるかな」「失敗したらどうなるだろう」と考えてしまいます。しかし、そうすると、挑戦への一歩が重くなってしまう。リフレ―ミングを使うことで、短所を長所に捉え直す。これによって、挑戦してみようという気持ちが高まってくるかもしれません。
自分の才能をネガティブに捉えて、
決めつけてしまうのってもったいないじゃないですか。
自分はできる!あなたもできる!